3日目:その①

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7月28日金曜日。昨夜のカンボジアのアプサラダンスを堪能してホテルに戻ると、アーサーが「ちょっとお腹の具合が変なのよね、食べ過ぎたかな?」と言い出しました…( ̄ェ ̄;) エッ?
いよいよ来ましたか?! 〜( ̄□ ̄;)!!
日本から持参の胃腸薬を飲んで様子を見ましたが、ひどくなる一方…
何度もトイレとベッドを往復して辛そうです(ΘoΘ;)
どうしよう…このまま直らなければ、明日は観光はキャンセルでホテルで寝ているか病院行きかな…と不安がよぎります。
まさか食中毒なんてことになったら、入院してベトナムにも行けずにこのままカンボジアに残らなければいけなくなる…悪い想像がどんどん膨らみます。
その後本人は、辛さがピークに達し吐いてしまいましたが、かえってそれで少し楽になったようで、そのまま眠りにつくことができました。
しかし私は眠れません。先ほどの悪い想像が消え去りません。でもそうなったらそうなった時だ。カンボジアの病院を経験するのもいいのではないか、と開き直るしかないのです…
ほとんど一睡もしないまま、サンライズツアーに出掛ける時間が近づいてきました。
主人も私も、もう行くのはやめることにしたのですが、このまま眠れないまま悶々としているのもなんだか辛い。
アーサーの様子もその後落ち着いているようなので、思い切って私1人だけ行くことにしました、サンライズツアー。
ツアーのメンバーは大体3分の2くらいの人が参加。朝が早いのでやっぱり全員ではないですね。
アンコールワットに着くと、もうかなりの人が集まってきていて、アンコールワットの背後から昇る朝日とアンコールワットの感動シーンを見るためのベストポジションを確保しています。
ホテルを出た頃はまだ真っ暗だったのが、だんだんと夜明けが近づき明るくなってきました。
私たちもまだかまだかと朝日の姿を待ち望んで立ちすくんでいましたが、どうやら大きな雲がどっかりじゃまをしていて、サンライズも見ることができませんでした(ΘoΘ;)がっかり。
それでも、段々と明るくなっていく様子をこんなに大勢な人たちと一緒に見る、ということもそうそうあるものではなし、なんか楽しい経験でした。

★ホテルに戻ると、アーサーはすっかり元気になって目覚めていました。
よかったあー(o ̄▽ ̄°)ノ
すごい回復力です!お腹が空いた、と言いますが急に食べてまたぶり返すといけないので、少しだけ朝食をとり、また元気にきょうのツアーに参加です。
ほんと、よかったー(o^∇^)o〜♪ …(つづく)