coconuts_chan2005-03-05

きょうは、中国語クラブメンバーの一人Hさんといっしょに、日本語サークルの見学に行ってきた。
日本語サークルとは、日本で暮らす外国人に日本語を教えるボランティアのサークルだ。
私たちの中国語の先生も、このサークルで1年間日本語を勉強したそうだ。
まったく日本語が話せなかったのに、あいうえおから始めて、来日4年で今ではすっかり日本語がベラベラになっている。
「日本で暮らしていくためには言葉を覚えないではいられませんから」とおっしゃっていたが、すごい努力をされたのだと思う。
私も以前からこの日本語サークルには興味を持っていたのだが、つい最近中国語クラブの別のメンバーの男性Nさんがこの日本語サークルにボランティアの登録をされた話を聞き、それじゃ思い切って見学にと、Hさんを誘って行ってきた。
中国、ブラジル、韓国ほかいろんな国の人が、それぞれの日本語の能力別に分かれて、楽しそうに一生懸命学んでいた。
時期的に参加者の人数が少ないらしく、どちらかと言うとボランティアの人数の方が圧倒的に多かった。
日本語を教えるメインの先生がレベル別に一人ずついて、その他のボランティアは適当に各テーブルに付いてサブティーチングするというスタイルだ。
マンツーマンどころか先生2,3人に対して生徒が1人、という学ぶ側にとっては恵まれた環境だが、先生の人数が多すぎて逆に緊張してしまうかも?
ここではもちろん使われる言語は日本語のみ。
いろんな国の人がいる訳だから、日本にいれば共通語は日本語になるということだ。
世界の共通語(?)英語だって使われることはない。
私自身中国語を勉強している訳だが、外国語を学ぶという同じ立場で彼らを見て大変刺激になった。
日本で生活しなければいけないという切迫した事情がある彼らとは置かれている立場が違うから仕方がないと言えばそれまでなのだが、彼らを見習ってもっと力を付けていきたいと思う。
きょうは別の意味での収穫があった。
できればボランティアの登録をしてみようかな、と思っている。