3日目:その⑤

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見えてきました!
アンコールワットからアンコール・トムへ向かう道の途中に建つあの大きな門はなんだい?
「ナンダイモン!!!」というダジャレも出そうな名前、南大門です。
道の両側には54体の阿修羅像が並んでいます。


★少し小さめのバスに乗り換え、幅ぎりぎりの南大門を通り抜け、アンコール・トムの中核を成すバイヨン寺院へ向かいます。

一種異様な雰囲気を醸し出すバイヨン
いたるところに観世音菩薩像の顔、顔、顔…。す、すごい(*´ェ`)ボー・・・


塔の4つの面に観世音菩薩のモチーフを刻み込まれた四面仏塔。すべての像が微笑みをたたえている心なごむ姿です。


★ここの回廊は屋根がすでにありませんが、モチーフの一大絵巻物はアンコールワットに負けておりません。生活に密着したユーモラスなモチーフがたくさん見られます。


★どこの寺院だったか忘れてしまいましたが…参道を歩いている時、聞きなれない民族音楽のような調べが聞こえてきました。
演奏しているのは、かつてのカンボジアの内戦で視力や身体の一部を失くした人たちなのですが、観光客に音楽を聴かせて、わずかな収入を得ているということでした。
そして驚いたのは、私たち日本人ツアーが近づいた時それまで演奏していた曲から「咲いた〜咲いた〜」と、いきなりチューリップの曲に変わったのです。
そして私たちが通り過ぎ、すぐ後ろにいた韓国人観光客らしい人が前を通るときには「ありらん」の曲を!
なぜわかるんでしょうか?(゚_。)?(。_゚)?ん?
私たち、別に日本のフラッグなど持ってるわけじゃないんですよ。
演奏者の中にリーダーらしい人がいて、その人が判断しているようなんですが、日本人、韓国人、中国人、って区別、けっこうむずかしいでしょ、それなのに的確に判断して、その国の曲を演奏するなんて、驚いたわー(゜ロ゜;ノ)ノ!!!!


・・・・・・・・・・・・・・・・・(つづく)・・・・・・・・・・・・・・・・



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