1日目その③ - YukkoのNatural気分

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シェムリアップ空港に着いた時にはまだ明るかったのに、外に出るとすっかり夜の帳が下りていました。
空港の外は私たちのようなツアー客のお迎えのバスやタクシーや人々がいっぱいで、どこか高速道路のサービスエリアのような感じがしました。

私たちのツアーのバスも到着し、現地ガイドのスレイリャさんから明日から始まる観光の説明を受けながらホテルへ向かいます。

車窓から見る初めてのカンボジアの景色、ライトアップをされてなかなかきれいですが、電気事情がよくないのか、全体的には暗い印象です。
空港から町の中心部へ続く道路は舗装されていますが、ほかはほとんど未舗装で、信号もシェムリアップの中には３つしかないということでした。

ホテルは、シェムリアップの町の中心部にあるプリンス・アンコール。
なかなか上品で落ち着いたリゾート感あふれるホテルです。

ホテルに到着するとかわいいカンボジアの民族衣装を着たホテルの女性スタッフから「クロマー」というスカーフを１人ずつプレゼントされました。
本来のスカーフとしての用途以外にも、汗拭き用のタオル代わりにしたり、頭に巻いて帽子の代わりにしたり、と多用途に使われる生活必需品なんだそうです。

さて、いよいよホテル内のレストランで夕食です。
今夜の食事はクメール料理。どんなのが出てくるのでしょうか？ちょっとドキドキ(・ω・;)

それぞれの料理名はわかりませんが、見た目ほどのこってり感はなく、まあまあのお味かな？
特別においしいということもなかったけど…(^-^;)

地元のビール「アンコールビール」も注文しました。...そのまんまの名前！　　

こちらはけっこう軽口の飲みやすいビールで、良く冷えていておいしかったです。

食事が終わると各自部屋のほうへ。
私たちの部屋は２階の一番端っこ。見晴らしは良くないですが、ここのホテル自体が４階建てと低い。
なぜなら、ここシェムリアップではアンコールワットの塔よりも高いものは建ててはいけない法律があって、１７メートル以内、大体４階くらいまでということなんだそうです。

部屋はこんな感じです。↓

バスルームにはシャワールームもついていて...

部屋の調度品も重厚で落ち着いた感じ。まあ、これならいいんではないでしょうかb(-_^)

現地時間で夜の９時ごろでしたが、少し夜の街に繰り出しました。
ホテルの門のすぐ前には怪しげなお兄さんたちがたむろしていて、私たちを見つけるとすぐに寄ってきます。
カタコトの日本語交じりで、どこかおもしろい所へ連れてっていってあげようと言っているようです。門の外にはバイクタクシーや“シクロ”と言って、自転車の前に人力車をくっつけたような乗り物も止まっていて、そこにも似たようなお兄さんさんたちが数人いて同じように声をかけてきます。
ちょっと恐かったけど、応じるよりは、と、ひたすら無視。
しつこく追いかけてくることはなかったけど、道路には同じような人たちがあっちにもこっちにもいて、目を合わさないように、もう、無視しまくりです。
道路は自動車よりもバイクが圧倒的に多く、左右から押し寄せてくるバイクの間隙を縫って、やっとの思いで反対側に渡ります。
雨上がりの未舗装の道路には水が溜まり、最悪(>_<)
繁華街といってもコンビニと小売の店がある程度。コンビニに入って日本語表示のポテトチップスもどきのお菓子と缶ビールを買いました。
いくらだったかな？忘れてしまったけど、安い！と思ったことだけは確かです(o^-')b

欧米人の観光客などもかなりたくさん歩いていましたが、観光客目当てのさっきのようなお兄さんたちが隙を見せると寄ってこようとするので、もうホテルに戻ることにしました。
お店もコンビニ以外これと言ってみるとこもなさそうだし。
カンボジア初日の夜。ちょっとだけ夜の街への冒険？でした。…続く

*1:この写真はホテルのパンフレットからお借りしました