1日目その①
記憶がだんだん遠くなってしまいそうなので…そろそろ旅の記録を書きたいと思います。
★準備編①からお読みいただく場合はこちら。
･････････････････････････････････････････････・・・・・・・・・・・・・・
７月２６日水曜日。
いよいよアンコールワット＆ベトナムへ旅立つ日がやってきました。
実はそれより二日前、突然主人の親戚から悲報が飛び込み…不幸というものはいつだって突然やってくるものなのですが…告別式を私たちが出発する日の２６日に行うというのです。
これは旅行を取りやめなければいけないか、と思いましたが、国内ならまだしも海外旅行なのでそう簡単には取りやめになんかできないと、亡くなった方には申し訳ないのですが、正直思ってしまいました。
結局告別式は欠席のお許しをいただき、せめてお通夜だけでも、ということになり、ほんとは２５日に主人はまだ遣り残していた仕事を仕上げる予定だったのですが、急遽ほかの人に協力をしてもらい、主人は親戚宅のある奈良までお通夜に出席し、ほとんどトンボ返り状態で、京都廻りで最終の新幹線で帰ってきました。
ほとんど眠れない思いで一夜が明け、朝６時半ちょうどにお迎えのエアポートタクシーがやってきて中部国際空港セントレアへ出発、というばたばた状態での旅立ちでした。
エアポートタクシーは相乗りタクシーでもある訳ですので、途中もう１人乗客を乗せて合計４人の乗客。これじゃタクシー会社は儲かりませんねえ(〃´o｀)
セントレアには１時間ちょっとで到着。集合時間の９時にはまだ１時間半近くもあります。
旅行会社のカウンターでは私たちより前のツアーの手続をやっており、スーツケースもまだ預けられないので、大きなスーツケースを引っ張りながら、しばらく空港内をうろつくことにしました。
セントレアは初めてなので、２年前の開港当時は旅行客より見物客がどっと押し寄せて大変だったあのセントレアかあ、と思いつつ、今は旅行客メインの普通の空港の姿に戻っておりました。
↓はセントレアのオリジナルキャラクター「なぞの旅人フーとそのご一行様」。
キャラクターの詳細はこちらで紹介していますので、興味がある方は覗いてみてね♪
朝ごはん代わりにアーサーが作ってくれたおにぎりをほうばり、お店をブラブラ見て歩いているうちに、あっという間に９時になりました。
旅行会社のカウンターへ戻り、航空券をもらいチェックイン。やっと荷物が預けられます。
その後は添乗員さんからこれからの旅への説明がありました。
この時初めてこのツアーの参加者全員揃うわけですが、総勢２１名、中高年のご夫婦がほとんどで、私たち３人組のほかは、若い女性の２人組、７４歳のおばあさんと同行の娘さんご夫婦の３人組、そしてひとり参加の男性が３人というメンバーです。
このツアー参加者の顔ぶれというのが、これからの旅を楽しくも悪くもすることになりかねないので、けっこう気になるのですが、まだこの段階ではどういう方たちなのかは全然わかりません…。
さてさて、長い説明も終わり、セキュリティチェック、税関審査、出国審査と順次済ませて、いよいよ搭乗ゲートへ。長〜い動く歩道を渡っていきます。
11時発のベトナム航空機に乗り込み、ホーチミンまで5時間45分の空の旅が始まります。
私たちの席は真ん中の3人掛けシート。景色が見えない席だけど仕方ない。
３人というのはなにかにつけて中途半端でいけません。
こうなったら機内の景色？を見て楽しむより仕方がないでしょう。
ベトナム航空のスッチャデスさんはベトナムの民族衣装アオザイがユニフォームです。
赤っぽいエンジ色のアオザイ、背がスラーと高くてとてもかっこいいです(o￣▽￣°)
横向きですが、思わず隠し撮り！(o≧∇≦o)ノうひょひょ〜♪ 
↑右の方は救命胴衣の使用方法説明中。
さて、次なる楽しみはやはり食べることでしょう♪
機内食。これしかないですね。
組み合わせ、味などは？？ですが、なぜか機内食って好き！
お腹も膨れたところで、一眠り。
5時間45分はさすがに長い。座っているのも疲れます。眠っていても疲れます。
決して快適な空の旅とは言えませんが、ベトナム航空はなかなかサービスはいいですよ。
スッチャデスさんが優しくきれいで、よく気がつくのがいいです。
中○の航空会社とはえらい違い！(〃´o｀)=３ フゥ
さあ、いよいよ見えてきました、初めて見るベトナムの地が。
そこかしこに見えるフェニックスの木がやはり南国ムード。
雨季であるベトナム、ちょうどスコールの降ったあとなのか、地面は水浸し。でもお日様が見えています。
時差日本よりも2時間遅れの現地時間14時45分にホーチミン・タンソンニャット空港に到着。
きょうはベトナム入りはせず、乗り継ぎだけで、カンボジアのシェムリアップを目指します…(続く)
長くなったので、きょうはここまで！
