花にら

長女の大学から今年度の授業料の振込み案内が届いた。
早速来たね、と自然にため息が出る。だって1年分一括払いだから、額が大きいのなんのって…。
振込用紙とともに入っていた手紙を読むと、少しいつもとは違う内容。
どうやら、今年娘は特待生に選ばれたらしい。
つまり通常よりも授業料をお安くしてくれるということ。
やりました!(^^)v
親が言うのもなんだけど、本当に長女のA美は頑張り屋さんだ。
中学3年の時病気になり、3ヶ月以上も入院した。
その時の経験は本人も家族もとてもつらいものだったけど、その経験のおかげで、将来自分は絶対に医療の道に進むという目標を持った。
本当は文型タイプだから理系の勉強なんてとても無理、と弱音を吐くのではないかと思ったが、A美はすごくがんばった。
高校の3年間は、理系科目の成績が伸びず気持ちがぐらついたり、周りが指定校推薦でどんどん合格を決めていく環境の中で、イラついたりあせったりしたこともあったと思うが、それでもA美はよく耐えた。
その頑張りが実り、第1志望の大学に入学できてからも、授業についていけないのではないか、という不安でいっぱいだった。
専門科目が増えるにつれ、自分の進む道は間違えたのではないか、と悩んでいた時期もあった。

そんな娘が、特待生に選ばれるとは!
特待生の条件は、成績優秀だけではなく、無遅刻無欠席であることも必須だ。
医療系大学はそういうことも厳しい。大学なのにバッチリ出欠を取るのだ。
持病のせいで、からだの弱い娘が、無遅刻無欠席で通学できたこともすごいことなのだと思う、、、
あんたはえらい!ヽ(^o^)丿
やっぱりおかあさんに似たおかげだねえ(^−^)
あと2年、これからは実習が増え勉強もむずかしくなると思うけど、あまり無理しないで、そんなにがんばらなくてもいいんだよ(*^。^*)
丈夫な体ではないんだから、バイトもほどほどにね。
きっとこのブログを見ているA美へ、母からのメッセージです。